クラシック音楽も
エンターテインメントですね。
この本を読むと実感します。
(もちろん、音楽性も重視されているが)
指揮者の人間性を前面に押し出した解説であるため、読み物としておもしろい。
指揮台から落っこちたり、舞台から落っこちてしまう話や、演奏中に記憶喪失になったり、楽員をクビにする経緯なんか、実におもしろい。
音楽家、指揮者という遠い存在の人が身近に見えてうれしい。
どっかのオジさんの演奏には興味はないけれど、たとえば、自分の友人の演奏だったら聴いてみたい。
つまり、自分にとって親近感のある人が演奏した演奏なら聴いてみたいと思うものです。
この本は、名指揮者に親近感を持てる本です。
こんなふうに書かれると、CDを買って、聞いてみようかなという誘惑に勝てそうもないぺージが何ページもある。
ただ、さっそく、おすすめのCDを聴くと、実際にはがっかりすることもあるのだが、それは、著者との誤差なのだろうか?
それにしても、著者たち、さすが違いのわかる人はすごいなと思うところが随所にある。
評価がはっきりきっぱり
まっすぐに書かれていて、文章に迷いがない。
違いのわかる人はホントにすごいなと思う。
こんなに違いがわかりすぎていたら、演奏を聴くのもさぞきつかろうなあとも思う。
CDを聴いて、いちいちのけぞったり、身もだえしたり、あっと驚いたり・・・
なんだか、疲労困憊しそうである。少なくとも
発汗でノドが乾きそうだ。
ぼくはクラシック音楽は好きだが、許容範囲が広いというか、違いがわからないというか、いろんな演奏を楽しめてしまうので、この本であまりほめられていない指揮者でも楽しめてしまう。
どっちがシアワセかなあと疑問に思う。
ノケぞるとかはたとえなのだろうが、CDを聴いていてのけぞったためにムチ打ちで
整形外科に通院なんてこともあったら、個人的には、ツライです。
でもやっぱり、クラシック音楽をより楽しむためには、こういう本がいっぱい出てほしい。
posted by よういちろう at 09:50|
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