2007年07月27日

佃由美子著「日本でいちばん小さな出版社」

予備知識がほとんどないのに、古いしきたりでがんじがらめ(?)の出版界にチャレンジ。
自分にはまねのできない奇想天外な設定だが、これが、ノンフィクションだからぶっとぶ。
文章もリズムがよく、歯切れがよく、著者の心情変化もよく書けていて、読んでいて楽しい。
古臭い慣習でがっちり固まった業界で生き抜くために、次々と立ちふさがるカベをひとつひとつ乗り越えていくさまは、わくわくの連続で、良質のエンターテインメントになっている。
大手取次の口座を取得という奇跡的な幸運も、著者の行動力と元気さがあってのことだと思う。
読んだあと、自分も何かやってみようか、何かやってみたいな、何かできたらいいな、と思わせる本である。

佃由美子著「日本でいちばん小さな出版社」
佃由美子著「日本でいちばん小さな出版社」
posted by よういちろう at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

図説指揮者列伝―世界の指揮者100人

クラシック音楽エンターテインメントですね。
この本を読むと実感します。
(もちろん、音楽性も重視されているが)
指揮者の人間性を前面に押し出した解説であるため、読み物としておもしろい。
指揮台から落っこちたり、舞台から落っこちてしまう話や、演奏中に記憶喪失になったり、楽員をクビにする経緯なんか、実におもしろい。
音楽家、指揮者という遠い存在の人が身近に見えてうれしい。
どっかのオジさんの演奏には興味はないけれど、たとえば、自分の友人の演奏だったら聴いてみたい。
つまり、自分にとって親近感のある人が演奏した演奏なら聴いてみたいと思うものです。
この本は、名指揮者に親近感を持てる本です。
こんなふうに書かれると、CDを買って、聞いてみようかなという誘惑に勝てそうもないぺージが何ページもある。

ただ、さっそく、おすすめのCDを聴くと、実際にはがっかりすることもあるのだが、それは、著者との誤差なのだろうか?
それにしても、著者たち、さすが違いのわかる人はすごいなと思うところが随所にある。
評価がはっきりきっぱりまっすぐに書かれていて、文章に迷いがない。
違いのわかる人はホントにすごいなと思う。
こんなに違いがわかりすぎていたら、演奏を聴くのもさぞきつかろうなあとも思う。
CDを聴いて、いちいちのけぞったり、身もだえしたり、あっと驚いたり・・・
なんだか、疲労困憊しそうである。少なくとも発汗でノドが乾きそうだ。
ぼくはクラシック音楽は好きだが、許容範囲が広いというか、違いがわからないというか、いろんな演奏を楽しめてしまうので、この本であまりほめられていない指揮者でも楽しめてしまう。
どっちがシアワセかなあと疑問に思う。
ノケぞるとかはたとえなのだろうが、CDを聴いていてのけぞったためにムチ打ちで整形外科に通院なんてこともあったら、個人的には、ツライです。
でもやっぱり、クラシック音楽をより楽しむためには、こういう本がいっぱい出てほしい。

図説指揮者列伝―世界の指揮者100人
図説指揮者列伝―世界の指揮者100人
posted by よういちろう at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月07日

「定年病」を読んで定年後を考える

うーん、この本を読んでいろいろと考え直しました。
定年後は田舎でのんびり、なんていうのは幻想だと著者は言う。
著者の知人、友人の実例が書かれているが、説得力がある。
マスコミは、定年を迎えた人が田舎へ向かうようすは伝えるが、うまくいかなくてひっそりと帰ってくるところは伝えないという。
そうだよなーと思う。
ぼくも、うっかり、田舎へ向かうところだったのだ。
定年後は海外へ移住して年金だけで豪華な生活、なんていうのも幻想だと著者は言う。
著者の知人、友人の実例が書かれているが、説得力がある。
何万件も集めたデータではなく、著者周辺の人物の実例だけなのに、説得力がある。
どっちつかずの文章ではなく、きっぱりと言い切っているところが良いのだろう。
海外移住を考え直す分析は秀逸だ。
いやあ、この本を読んでよかった。
ぼくも、海外移住を検討し始めたところだったのだ。
これ以外にもいくつかの定年後の夢が幻想として白日の下に去らされる。
ああ、夢だったのか、幻だったのか・・・
ぼくは、現実をしっかり見て歩いていこうと思い直したしだいである。
妻との付き合い方についての記述も説得力大である。
ただ、最後のほうのまとめというか、復習というかの部分は、ちょっとページをふくらませただけのようにも読めた。
そこまでの部分が良く書けているだけに、もったいなかったと思う。

定年病
定年病
posted by よういちろう at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月24日

ひとり仕事術」時間管理編 に見るストレスフリーな生活

 ひとりで仕事する人、いわゆるフリーランサー、自由業、自営業の人たちの時間管理術を紹介、解説している。
 基礎データをアンケートで集めているが、著者の人間性が評価されているのか、かなりの件数が集まり、データの内容の密度も濃そうだ。

 会社に勤めていないで一人で仕事するって時間管理が大変だろうなー、寝坊しちゃうだろうなー、昼間もさぼっちゃって仕事が進まないだろうなー、などと先入観で思っていたが、この本を読むと、みなさん、意外にも(失礼)、計画的で着実な毎日をすごしていることがわかります。

 それどころか、会社勤めのときは、毎朝「いやだなー会社行きたくないなー」と思ってぎりぎりまで寝ていた生活が、ひとり仕事になると、「今日は何をやろうかなー」などと前向きに考えつつ早起きするという。要するに、ストレスの少ない日常生活。うらやましすぎます。そんな生活自分もしてみたい。と、思ってしまいました。

posted by よういちろう at 16:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

「続ける」技術さえあれば、大きなことを成し遂げられるのに・・・

資格を取る、受験する、応募する、仕事をなしとげる、健康のため何かをする。
楽器を習う、語学をやる・・・・
何を始めても中途半端で終わってきた。
続かないのである。

そこで、こんな本を読んでみた。
よかった・・・・
かいてあることは当たり前のことも多かったが、そういう当たり前のことでさえ、なるほどなあと思った。
続けない自分に何が足りないのか、課題は何なのかがよくわかった。
ここに書いてあることを参考に、いくらかでも長続きするようにしたいと思う。
ぼくのような、はじめることははじめるが続かない人には、価値の高い本と思う。

「続ける」技術
「続ける」技術
posted by よういちろう at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月19日

PukiWiki入門まとめサイトをつくろう!

自分のいろんな覚書をうまくまとめられるCMSとしてWikiなんかどうかな、と思い始めた。

メリットやデメリットを研究中である。








posted by よういちろう at 22:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

定年後―豊かに生きるための知恵 (新書)

自分にとっては、中身の薄い本。

かき集めただけの事例集という感じで、事例も深く掘り下げたものではなく、表面をなぞっただけのもの。

しかも、著者に都合のよいように複数の事例が組み合わせられて話を展開している部分もあり、なんだか、情報操作されているような感じさえ受ける。

8万時間とか7万時間うんぬんというくだりも、もう、何度も言われていることであるが、これは間違い!


だって、定年後の8万時間が、現役時代の労働の8万時間と同じだなんて!

そんなはずはない。

計算上は同じでも、若いころの8万時間のほうがずっと価値があっただろう。



それにしても、この本で、定年後―豊かに生きるための知恵、が得られる人はすごくシアワセな人だと思う。

定価で買うと後悔する(無駄になる)本の見本のようなものであり、図書館などを利用すべきだろう。



posted by よういちろう at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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